米国式カウンセリングサービスについて

  • 全米カウンセリング協会(ACA)並びに全米心理学会(APA)の正規会員(Ms.ED & Ph.D)によるカウンセリングサービスです。
     
  • 米国では長年の研究からカウンセリングの効果が実証的に証明され公的に認めらています。
     さらに各州ごとの条件を満たせば一般医療と同様に健康保険の適用が認められています。
     
  • 訴訟社会として知られる米国ですが全米カウンセリング協会(ACA)でもカウンセラーの
    守秘義務から結果責任・社会的責任にいたるまで詳細かつ厳格な倫理規定を設けています。
     
  • 本センターではACA倫理規定に沿った正統的カウンセリングサービスをご提供致します。

 

カウンセリング スタンス

  1. 悩みや葛藤を心の病としてではなく精神的成長や社会的環境改善への契機・好機と捉えます。
     
  2. 心の問題を単に一個人の問題とするのではなく社会の欠陥や不公正の問題という枠組みの中で捉え直します。
     
  3. それぞれの人間・家族・グループ・社会などに固有な文化的歴史的背景を尊重し、カウンセリングに於いてもそれらの価値や利点を積極的に評価・保護してゆきます。
     
  4. カウンセリング内容の秘密保持については全米カウンセリング協会の倫理規定沿ってしっかりと対応させていただきます。またカウンセラー守秘義務の例外規定などについても個々のカウンセリング前にしっかりと説明させていただきます。

カウンセリング スタイル

  1. クライアント(相談者)の短所や問題でなく長所・利点・個性に焦点をあててゆきます。
     
  2. クライアント(相談者)との率直で平等な人間関係の構築を目指します。
     
  3. カウンセリングには様々な学派・流派があり、それぞれ独自の理論的裏付けを持ち様々なテクニックを提案しています。一般にカウンセリングと言うとカールロジャースが創始した来談者中心主義やエリス、ベックなどによる認知行動療法などが二大主流となっているようです。いずれかの理論が絶対に正しいということはなく、ぞれぞれに適・不適分野があり、個々の相談者や相談内容に合わせ最も有効なカウンセリング理論を選ぶことができれば理想的です。
     
    しかし多様なカウンセリング理論の中には水と油のように正反対の人間観やカウンセリング観を持つものも多く、一人のカウンセラーがそれらの理論を同時に採用することは理論的崩壊や自己矛盾に繋がる恐れがあります。
     
    こうしたことを考慮し本センターではを総合的な発達理論を基盤としながら、実践の中で用いられるカウンセリング技術はそれぞれの学派・流派の折衷主義(つまりいいとこどり)を採用します。たとえて言うと和食の伝統に基づきながら洋食や中華などの食材や調理法も積極的に採用するという料理の鉄人方式といったところでしょうか。  

 

カウンセリングにおける日米格差

日本では臨床心理士とカウンセラーの役割が混同されていますが、厳密にはこの両者は異なる職業です。 職種・役割の混同に加えカウンセラー育成などの面でも日本は大きな課題を抱えています。例えば現在公立中学などに派遣されている臨床心理士の中にはスクールカウンセリング実習を学校現場で十分に経験している方はほとんどいないはずです。なぜなら実習生を指導・監督できる専任で常勤のスクールカウンセラーが日本にはほとんど存在しないからです。
 
いじめや児童虐待といった難しい問題ときちんと取り組むには学校職員や各家庭との密接な連携、深い信頼関係、強いリーダーシップが必要となります。ところが実際は肩書きや数合わせばかりに気を取られ、必要な知識・経験はおろか訓練も十分とは思えない“即席スクールカウンセラー”が、毎週数時間だけパートで各校に派遣されているのが 日本のスクールカウンセラー事業です。
 
一方米国では小学校から高校・大学にいたるほぼ全ての学校に専任で常勤のスクールカウンセラーが配置されています。カウンセリングが広く一般に浸透している米国社会では実習機会などを含めカウンセラーの教育・育成環境もしっかりと整っています。日本でも今のようにとりあえず形だけというのではなく、きちんとした専門のカウンセラー配置や育成システムの構築が望まれます。